インプラントの失敗2

インプラント治療が失敗してしまうケースを紹介します。

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治療後のケアを怠ったことによる失敗

インプラントは構造上、連結部分に細菌が溜まりやすく、歯周病になりやすいのです。
重症の場合、インプラント周囲の骨が急速に溶け出してインプラントが抜けてしまいます。
歯を失った原因は、歯のケアを怠ったために歯周病や虫歯になったことが原因であることが多く、治療後も今までと同じケアをしていたのでは、当然インプラントを正しく維持することはできません。
正しいブラッシングの指導を受けて、ケアを怠らないように十分に気をつけましょう。

過度な力が加わったことによる失敗

インプラントに過度な力が加わることにより、人工歯冠が割れてしまったり、場合によってはインプラントが抜けてしまったりします。
インプラントに過度な力が加わる主な原因として、噛み合せの悪さが考えられます。
アバットメントに人工歯冠を装着する際に、噛み合せを細かく調整いるのですが、噛み合せというのは少しずつ変化していきます。
定期的に検査を受けて、噛み合せが変わってしまっているときは、再度調整する必要があります。

歯科医のミスによる失敗

患者として一番恐ろしく、一番納得のいかないのが医療ミスによるインプラントの失敗です。
(1)手術のミスによって神経を傷つけてしまう。
下顎のインプラント手術は、神経を避けインプラントを埋入しなくてはならないため、高度な技術を必要とします。
未熟な医師による手術では神経を傷つけてしまう可能性があります。
神経を傷つけてしまった際の症状は、くちびるのしびれ、一時的または永久的な麻痺、知覚異常などです。
一時的な麻痺の場合でも、神経組織の再生力はとても乏しいため、半年〜1年間の治療期間が必要です。
(2)インプラントの位置や方向の計画ミス。
インプラントと骨が結合して固定しているにもかかわらず、インプラントの位置や方向に問題があるため、インプラントとして使用することができないということがあります。
このケースは、インプラント治療の前の診断と計画に問題があります。
(3)骨量が少ない箇所へのインプラント埋入。
骨の量や硬さには個人差があります。
それによってインプラントの成功率が変わってきます。
従って、骨量が少ないことによるインプラントの失敗は、完全に医師のミスということはできませんが、手術前にきちんとした説明がなく、結果として骨の量が少ないために失敗したということであれば、医師の判断ミスの可能性があります。