インプラント治療の失敗の原因の一つに、患者自身の責任があることを解説します。
インプラント失敗の一番大きな原因は、歯科医師の選び方の失敗です。
インプラントは非常に高度な技術と知識を必要とする手術であり、歯科医師ならば誰でも可能な手術ではないのです。
しかし、高額な治療をする目的だけのためにインプラント治療を取り入れたい歯科医師はたくさんいると思います。
インプラント治療における失敗の多くは、未熟な技術の医師によって引き起こされると学会でも報告されています。
医師ほど技術の差がある職業はありません。
もう一度そのことを頭に入れて、慎重を期した歯科医師選びをしてください。
ヘビースモーカーやアルコール依存症の方は、インプラント植立後の固定率が低くなり、インプラントが失敗する可能性も高くなります。
また、成人病をお持ちの方も固定率が低くなる傾向にあり、そのためインプラント治療を受けられないこともあります。
医師と十分に相談してください。
インプラント治療ができない病気の具体的な例は、糖尿病、心臓病、腎不全、肝炎、喘息、高血圧症などです。
これらの方のインプラント固定率が低くなる原因は、手術直後の細菌の感染率が高くなるためです。
骨の硬さや、骨の量には個人差があります。
骨が柔らかすぎる場合、また、極端に硬すぎる場合、また骨の量が少ない場合には、インプラントがうまく固定されず、失敗することがあります。
この場合、骨の量を増やす治療をして、再度インプラントを植立することができます。
医師と相談して再治療を検討しましょう。
この場合は、医師の技量によるミスとは言えません。
肝心なのはその後の対応です。
熟練した医師による治療でも十分起こり得ることなので、その後の適切な治療により結果的にインプラントが成功すればいいといえるでしょう。